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トンガのおかま文化

トンガにきた人によく驚かれることのひとつが、おかまちゃん率の高さです。
今日も同僚についていった銀行の窓口には、トンガ男性特有のがっしり体型+お化粧+耳に花をつけたおかまちゃんが対応していました。
先日、ファファ島に行った時もいつもの仲良しのおかまスタッフが愛想よくおもてなししてくれました。
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トンガではこのようなおかまちゃんをファカレティ(faka=~のような、leiti=lady女性)と呼び、社会的にもきちんと認められていて、日本のような差別的な見方をされることはないようです。
むしろ、私がこれまで出会ったファカレティは、女性よりも女性らしい仕草や話し方をする人、お化粧など身だしなみにも女性以上に気を遣っている人が多いです。もちろん、本当に男性?って思うほどキレイな人からおっちゃんの女装みたいな人まで幅広いのですがw 某カフェのスタッフなんて言われるまで私は女性と思いこんでいましたから。
彼ら(彼女ら?)は、その器用さや接客力を活かし、レストランやリゾートでの接客業、ファカレティショー、学校、手芸などの分野で活躍しています。
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同僚に聞いた話によると、この背景にはトンガでは子供がよく働くことが関係しているようです。
昔から、男の子は畑作業や家畜の世話を手伝い、女の子は家事や育児の手伝いをします。
女の子の生まれなかった家庭では、男の子を女の子として育てます。家事だけでなく、女の子の服装をさせて、髪も伸ばしたりするので、自然と女性っぽくなるんだそうです。日本人から見るとなんだか可哀想な気もしますが、トンガのファカレティは自分に自信を持ってる人が多い気もするくらいです。
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去年見に行ったそろばん大会でも、いかにも男の子ながら三つ編み&男の子の制服姿の子を見かけました。
トンガでは小さい頃からそれが当たり前だから、いじめなんてないんでしょうね。
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トンガのスキンシップ

同僚の息子さんが説教師に選ばれたとのことで、お祝いの会にお呼ばれしてきました。
まずは教会での儀式。
神父さん(祭司さん?)のお話、聖歌につづき、まだ13歳のテシ君が教壇へ。
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トンガ語なので内容はよくわからないけど、堂々としたものでした。
約1時間によるセレモニーが終わると、教会から退場する前に、みんな列を作って並び、教壇前に並んだテシと神父さんとなにやらしている様子。
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握手&ウマです。ウマというのはほっぺたどうしを合わせること。
ウマはトンガならではのスキンシップだと思います。
このようなおめでたい場面だけでなく、お別れの場面、再会の場面など、空港でもよく見かけるし、お葬式でもご遺体にウマしたりします。
人の顔が近づいてくるのはドキっとするけど、あったかいほっぺの感触は気持ちいいものです。

儀式が終わると隣のホールに移動して食事会(カイポーラ)
もちろん主役は豚の丸焼き(プアカ・トゥヌ)です。
隣に座った大きなおばちゃん(トンガハイスクールの数学の先生)が、テシの事を誇らしげに話しながら、私のお皿にどんどんプアカをよそってくれます。
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彼女の話によると、説教師は誰でもなれるものではないけど、テストがあるわけでもなく、教会から毎年1人選ばれるんだそうです。でも13歳という若さで選ばれるのは異例のことらしく、よっぽど優秀なのでしょう。
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カイポーラにはトンガハイの先生たち、いつも教会にくる地域の人たちなど、たくさんの人が集まって、それは幸せそうにご飯を食べるのでした。これが一番のトンガ人の娯楽なんだろうな~。
私もここ最近、週1ペースで豚の丸焼きを食べています。
このままではトンガ人体型に近づきそうなので気を付けなければ(@_@;)

お金と夢

先月から同僚となった私と同じ年、事務担当のカラティ。
首都から離れた村に住んでいる三児の母です。
トンガハイ(トンガ1レベルの高い高校)卒業後、海外のカレッジに行き、農業省本部で数年働き、結婚、出産。明るくて声が大きく、英語が上手、おしゃべり大好き、頼んだ仕事はしっかりこなしてくれます。
ワークショップでは誰より日本に興味を持ってくれ、日本の話、トンガの話、毎日いろんな話をしています。
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おしゃれな彼女が今週は月曜からずっと黒服にタオバラ、日曜におじいさんが亡くなったそうです。
おじいさんはアメリカに住んでいたので、来週遺体が到着次第、お葬式だそうです。
トンガでは家族や親戚が海外に住んでいるのは珍しくありません。
トンガ人口11万人と同じ数のトンガ人が海外にいるので、平均すれば親戚の半分は海外ということ。
ここではお葬式といえば、来客に豪勢な食事を振る舞うので、準備大変でしょ?と聞いたら、
海外の親戚がたくさんお金を送ってくれるから経済的にはプラスみたいです。
仕事も産業もない小さな国トンガは海外送金と他国の支援で成り立っています。年間の海外送金総額はトンガのGDPの半分以上にあたるとか。

海外に住むトンガ人はそんなに裕福なんでしょうか?
海外のトンガ人は海外に住みたいと思って出ていくんでしょうか?

そんな疑問があり、去年、隊員機関誌の編集委員をしていた時に、トンガ人100人アンケートをしました。
『あなたは海外に住みたい?トンガに住みたい?』という質問に、7割以上のトンガ人が『トンガ』との回答。その理由は、なんでもタダだから。自由だから。という答えが多かったです。
私の同僚も、口癖のように私にトンガ人と結婚してずっとトンガにいろと薦めてきます。トンガにいれば平和だし何でもタダだからと。
でもそれは海外で働いている親戚のおかげでしょ?そんな話を聞くたびにこの人たち感謝してるのかな?って少しいらっとしていました。でもたくさんのトンガ人と話すにつれて、トンガでは助け合うこと、利他的な行為がとても重んじられているのがよくわかるようになりました。貯金のあるトンガ人はほとんどいないと思います、余裕のある人は教会とか王族に多額の寄付をするから。食べ物でも何でもシェアの文化があるのも納得です。与えることができるのは幸せなことなのです。与えられる=感謝というのは私の間違った固定観念でした。ボランティアという立場ながら恥ずかしい反省です。

同じアンケートで『あなたの夢は?』と聞いたところ『よい家族をもつ』『家族のために生きる』『よい父(母)親になる』など家族に関わる答えが約3割を占めました。アンケート対象は大人から子供まで様々です。先生、旅行、子供20人作るなんて答えもあったけど、多くのトンガ人が家族を夢に挙げるほど大切に思っていることがわかり驚きました。でもこれで合点、家族のために仕送りができることはとても幸せなことなのです。

幸せってなんでしょう。家族ってなんでしょう。
まだまだ私には知らないことがたくさんあります。
でもトンガ人にヒントをもらって、少しずつ答えが見えてきたような気がしました。

トンガのお土産

一時帰国に向けて、荷造りを始めました。
IMG_0317.jpgトンガな物がいっぱい☆
本帰国では荷物がいっぱいになりそうなので、今回おみやげは持って帰ってしまおうと思い、かなり前からトンガのお土産物探しをしていました。
トンガの魅力といえば、トンガ人の人柄、クジラスイミング、のんびりした雰囲気、果物、ココナツを使ったトンガ料理(ウム、ファイカカイ)や豚の丸焼き…持って帰れない物ばかりです。
もしくは伝統衣装(タオバラやキエキエ)とかタパクロスとかホラ貝…このあたりは、トンガの文化や制作過程などを知る、ある程度トンガ通な人でなければ価値がわからないでしょう。
そんなわけでトンガにはコレといったお土産がありません。
特に人にあげる物といったら、コーヒーとイモ類のチップスくらい。
あとはアクセサリーかTシャツ、これも好みがあるから難しいです。

そんな中、ちょっといい物みつけたのでご紹介。
IMG_0318.jpgココナツブラ。トンガ人の下着といえばコレ♪
というわけではないけどwちょっとしたネタになるかと思って買ってみました。
IMG_0308.jpgココナツウクレレ。
裏はココナツの殻を2個くっつけて作られています。ナイスアイディア!
かなり迷って3000円を2500円まで下げてもらったけれど、音が小さくイマイチだったので断念しました。
IMG_0320.jpgマグネット。
トンガといえばサンダル生活。小さな貝を使ってるとこも気に入って、いくつか買ってみました。

こんな感じで、トンガのおみやげ産業はこのくらいが限界です。
日本で再会するみなさん、お土産は期待しないでくださいw
お土産話はたーっくさん用意していますので。
今週は4日仕事したら旅立ちです。
1年5カ月ぶりの日本上陸。たった1週間ですが、今からめっちゃくちゃ楽しみです。

カヴァパーティ

一時帰国まであと1週間。もう心は日本。寒さが恋しくて仕方ない。
毎日30℃越えのトンガ、家も職場もエアコンがないので、うちわと氷でしのいでいる。先月は扇風機のせいで電気代が7000円!今月はエコライフ、鶏肉の解凍も体温でひんやり♪

さて、今週の活動は課題だらけ。
診療。ついに注射器がなくなった。針も25Gの小動物用しか残ってない。薬もピンチ。ケタミンがきれたら手術はできないし、抗生剤、消毒用アルコール、イソジンもきれそう。
屠場計画。予算の3年計画を立てる時期ということで話が具体化してきた。でも何から手をつけたらいいかわからない。資金は?場所は?どこまで精密な検査を?誰が?法律も必要?力になりたいのは山々だけど、私の許容範囲を超えてアップアップ。
パルボ撲滅計画。いまだワクチン発注に至らず。どうやら今までの借金が溜まっているらしく、薬屋の反応が悪すぎるも根気よく交渉中。
OIE加入。フィジーからきた獣医も含めて農業省CEOとミーティングをしたけど、渋い反応。とりあえずアピールはしたし政府の返事を気長に待つか。

今日はそのフィジアン獣医の歓迎会で昼間からアウトドア・カヴァパーティ。私も初めて飲む側として参加。
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カヴァは大洋州の文化でフィジーにもある飲み物。木の根を乾燥させて粉にしたもの。それを水に溶かして飲むので、美味しい物じゃない。まるで泥水。でも沈静効果があるらしい。それを期待したけど、私には感じられなかった。お酒には弱いのに。カヴァはココナツカップ5~6杯じゃ足りなかったのかな。同僚はよく夜通し飲み、歌い、翌日ぐだぐだになっている。でも肝機能障害が出るという話もあるから今回限りにしておこう。それに本来トンガでは女性は注ぎ役(トウア)をするもので、飲むことはあまりない。つまり私は完全男扱いw

そしてカイポーラ(食事会)へと続く。初めて自分で豚を焼いた。
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2匹捧げられたうちの小さい方だけど、それでも2時間以上。これがしんどいのなんのって!火の前は暑いし、重くて手はだるい。でも苦労あって食べる丸焼きは一段と美味しかった♪キコの送別会ではもっと大きいの用意するから自分で焼けよってwおいコラ同僚よww最近は同僚のいじりにもセクハラにもすっかり対応策を身につけ、トンガ語であしらえるようになりました(^m^)
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プロフィール

akikokatsuno

Author:akikokatsuno
2011年9月26日~2013年9月26日まで、青年海外協力隊の獣医隊員としてトンガ王国で活動。トンガで感じたことを日本に伝えるためのブログです。帰国して現在、動物病院をやっています。
ポックル動物病院 http://pokkur-ah.com/

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